
皆さん、2022年はどのような年かご存知でしょうか?北京冬季五輪やFIFAワールドカップ2022 inカタールなど、スポーツイヤーでもありますが、実は新幹線にとっても特別な年なのです!
まずは新線の開業について。日本の西九州新幹線の武雄温泉~長崎間(66km)が9月23日に開業することが決まりました!これにより、博多~長崎間は今より30分短い、1時間20分で結ばれることとなります。長崎は19世紀、製鉄・製鋼、造船、石炭産業で日本の近代化に貢献し、日本の産業革命を象徴する世界遺産を多数擁します。今回の開業は短い区間ではありますが、九州のみならず西日本地域とのさらなる交流拡大をもたらし、観光にビジネスに重要な役割を果たすことが期待されています。西九州新幹線開業については別途記事を配信しますのでお楽しみに!
そして、すでに運行している新幹線の多くがアニバーサリーを迎える特別な年なのです!
<日本:JR東日本管内>
秋田新幹線(盛岡~秋田) 25周年
東北新幹線(大宮~盛岡) 40周年
山形新幹線(福島~山形) 30周年
北陸新幹線(高崎~長野) 25周年
上越新幹線(大宮~新潟) 40周年
東北新幹線(盛岡~八戸) 20周年
「新幹線YEAR2022」
https://www.jreast.co.jp/shinkansenyear2022/
<日本:JR西日本管内>
山陽新幹線(新大阪~岡山) 50周年
<台湾:台湾高鐵>
台湾高速鉄道(台北~左営) 15周年
長い間、基幹インフラとして国と地域を支えてきた、これだけ多くの新幹線がアニバーサリーを迎えます。新幹線は、開業後も技術革新を怠らず、災害への対応力も磨きながら設備や車両のメンテナンス・更新を行うことで、誰もが安心して利用できる新幹線へと成長を続けてきました。本年開業する西九州新幹線のように新しい路線も加えながら、新幹線はこれからも絶えずブラッシュアップを行い、人々の生活を支え続けていくでしょう。
今年多くの新幹線路線がアニバーサリーを迎えるJR東日本では様々なイベントを企画・開催しています。本年を「新幹線YEAR2022」と題して専用のHPを開設し、「つぎの新へ」をキャッチコピーに、コンセプトムービーや改札機のタッチ音などをRemixした音源「Shinkansen Remix」、各種イベント・キャンペーン情報などを掲出しています。
※「新幹線YEAR2022」
「つぎの新へ」
新幹線は進み続ける。時代の先を。道なき道を。フォルムも、速さも、快適性も、安全性も。乗り方だって、手元のデバイスでピッとスマートに。人と人、町と街をつなぎながら、みんなの想像を追い越して、次の当たり前を創っていく。次はどこへ行こう。何をしよう。あなたを乗せて走る、その目の前にはいつだって新しい地平が広がっている。今日も未来へ急ぎます。どうぞごゆっくり。
https://www.jreast.co.jp/shinkansenyear2022/
新幹線にとって特別な2022年。残念ながらコロナウイルスの影響は今なお世界に残り、移動が制限される日々が続いています。少しでも早く状況が改善し、自由な旅ができる日が来ることを祈っています。これまでも、そしてこれからも、新幹線は走り続けます。