Crash Avoidance の原則

Crash Avoidanceの原則とは

Crash Avoidance(衝突回避)の原則とは、平面交差のない高速旅客鉄道専用の軌道と、速度を制御し、絶対に衝突を防ぐATCシステム(Automatic Train Control、自動列車制御装置)の2つの仕組みにより、衝突の可能性を排除するという安全なシステムの考え方です。 欧州の高速旅客鉄道はCrash Worthiness(衝突耐性)の考え方であり、貨物鉄道及び在来鉄道と線路を共有するため、これらの車両との衝突耐性が求められます。

高速旅客鉄道専用線

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 高速旅客鉄道専用線とは、重い機関車に牽引される貨物鉄道や、ブレーキ性能の高くない在来旅客鉄道と、軌道を完全に分離するものです。これにより、貨物鉄道列車や在来旅客列車との衝突のリスクを排除します。
 高速旅客鉄道専用線には、踏切も1つもありません。踏切を排除することにより、有害性もしくは可燃性のある貨物を積載するタンクローリー等を含めた、あらゆる道路交通との衝突のリスクを排除します。

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ATCシステム

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 ATC(Automatic Train Control)は、高速旅客鉄道列車同士の衝突と、速度超過を防ぐシステムです。
 高速旅客鉄道専用線の採用により、高度なATCシステムは専用軌道上で、全ての列車を管理することができます。これにより、高速旅客列車同士の衝突と、速度超過を防ぎます。
 ATCシステムが専用旅客鉄道のために設計されたものであることから、ハードウェア・ソフトウェアはとてもシンプルで、また列車乗務員による取扱いを簡素にします。
 例えば、東海道新幹線のATCシステムは、50年にわたって、列車同士の衝突を防ぎ、安全で信頼のある高速旅客鉄道輸送を維持しています。

ATCシステム

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N700A

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東海道新幹線

営業区間 東京~新大阪
開業年月 1964年10月
営業キロ数 552.6 km
営業最高速度 285 km/h
最短所要時間 2時間22分
列車本数 365本/日 (臨時列車含む)
※東海道・山陽直通列車含む
駅数 17

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N700-8cars

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山陽新幹線

営業区間 新大阪~博多
開業年月 1972年3月(新大阪~岡山)
1975年3月(岡山~博多)
営業キロ数 622.3 km
営業最高速度 300 km/h
最短所要時間 2時間21分
列車本数 268本/日 (臨時列車除く)
※東海道・山陽直通、
 及び山陽・九州直通列車含む
駅数 19

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E5

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東北・上越新幹線

営業区間 東京~新青森(東北新幹線)
東京~新潟(上越新幹線)
開業年月 1982年6月(大宮~盛岡:東北)
1982年11月(大宮~新潟:上越)
1985年3月(上野~大宮:東北・上越)
1991年6月(東京~上野:東北・上越)
2002年12月(盛岡〜八戸:東北)
2010年12月(八戸~新青森:東北)
営業キロ数 713.7 km(東北新幹線)
333.9 km(上越新幹線)
営業最高速度 320 km/h(東北新幹線)
240 km/h(上越新幹線)
最短所要時間 2時間59分(東北新幹線)
1時間37分(上越新幹線)
列車本数 177本/日(東北新幹線)
78本/日(上越新幹線)
(臨時列車除く)
駅数 23(東北新幹線)
12(上越新幹線)
※一部重複あり

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E7/W7

北陸新幹線

営業区間 東京〜金沢
開業年月 1982年6月 大宮~高崎
1985年3月 上野~大宮
1991年6月 東京~上野
1997年10月 高崎~長野
2015年3月 長野~金沢
営業キロ数 450.5 km
営業最高速度 260km/h
最短所要時間 2時間28分
列車本数 118本/日(つるぎを含む、臨時列車除く)
駅数 18
※一部重複あり

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800

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九州新幹線

営業区間 博多~鹿児島中央
開業年月 2003年3月(新八代~鹿児島中央)
2011年3月(博多~新八代)
営業キロ数 288.9 km
営業最高速度 260 km/h
最短所要時間 1時間17分
列車本数 127本/日 (臨時列車除く)
※山陽・九州直通列車含む
駅数 11

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700T

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台湾高速鉄路

営業区間 南港~左営
開業年月 2007年1月(板橋~左営)
2007年3月(台北~板橋)
2016年7月(南港~台北)
営業キロ数 349.5 km
営業最高速度 300 km/h
最短所要時間 1時間45分
列車本数 198本/日
(最大、臨時列車除く)
駅数 12

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“Crash Avoidance”の原則 採用のメリット

Crash Avoidanceの
原則に基づく高速旅客鉄道
(座席容量大、
例:東海道新幹線 N700系)
Crash Worthinessの
考え方に基づく欧州の高速鉄道
(座席容量小、例:TGV-POS)
※実際の車両寸法とする

 Crash Avoidanceの原則は、高速旅客鉄道の安全性確保に必要となるだけでなく、高速旅客鉄道の効率的な運行にも大きく寄与します。

(1) 省エネルギー性
 重量のある機関車との衝突の可能性を考慮する必要が無いことから、車両を軽量化することができます。軽量化された車両は、エネルギー消費量を減らし、また軌道の保守を軽減します。

(2) 高頻度輸送
 高速旅客列車のみが専用軌道を走行することから、列車の運行頻度をその利用者数の変化(増加)に応じて増やすことができます。例えば、1964年の東海道新幹線開業時に30分だった列車間隔は4分(2014年現在)となり、1日当たり60本だった列車運行本数は、323本(2014年現在)となっています。

(3) 大量輸送
 Crash Avoidanceの原則に基づく高速旅客鉄道は、既存の在来線の基準に制限される必要がないため、車両の断面積を大きくすることができ、すなわち多くの座席容量を可能とします。

高速旅客鉄道専用線

 高速旅客鉄道専用線とは、重い機関車に牽引される貨物鉄道や、ブレーキ性能の高くない在来旅客鉄道と、軌道を完全に分離するものです。これにより、貨物鉄道列車や在来旅客列車との衝突のリスクを排除します。
 高速旅客鉄道専用線には、踏切も1つもありません。踏切を排除することにより、有害性もしくは可燃性のある貨物を積載するタンクローリー等を含めた、あらゆる道路交通との衝突のリスクを排除します。

ATCシステム

 ATC(Automatic Train Control)は、高速旅客鉄道列車同士の衝突と、速度超過を防ぐシステムです。
 高速旅客鉄道専用線の採用により、高度なATCシステムは専用軌道上で、全ての列車を管理することができます。これにより、高速旅客列車同士の衝突と、速度超過を防ぎます。
 ATCシステムが専用旅客鉄道のために設計されたものであることから、ハードウェア・ソフトウェアはとてもシンプルで、また列車乗務員による取扱いを簡素にします。
 例えば、東海道新幹線のATCシステムは、50年にわたって、列車同士の衝突を防ぎ、安全で信頼のある高速旅客鉄道輸送を維持しています。

N700A

東海道新幹線

営業区間 東京~新大阪
開業年月 1964年10月
営業キロ数 552.6 km
営業最高速度 270 km/h
最短所要時間 2時間25分
列車本数 323本/日 (臨時列車除く)
※東海道・山陽直通列車含む
駅数 17

N700-8cars

山陽新幹線

営業区間 新大阪~博多
開業年月 1972年3月(新大阪~岡山)
1975年3月(岡山~博多)
営業キロ数 644.0 km
営業最高速度 300 km/h
最短所要時間 2時間22分
列車本数 271本/日 (臨時列車除く)
※東海道・山陽直通、
 及び山陽・九州直通列車含む
駅数 19

E5

東北・上越新幹線

営業区間 東京~新青森(東北新幹線)
東京~新潟(上越新幹線)
開業年月 1982年6月(大宮~盛岡:東北)
1982年11月(大宮~新潟:上越)
1985年3月(上野~大宮:東北・上越)
1991年6月(東京~上野:東北・上越)
2002年12月(盛岡〜八戸:東北)
2010年12月(八戸~新青森:東北)
営業キロ数 713.7 km(東北新幹線)
333.9 km(上越新幹線)
営業最高速度 320 km/h(東北新幹線)
240 km/h(上越新幹線)
最短所要時間 2時間59分(東北新幹線)
1時間37分(上越新幹線)
列車本数 177本/日(東北新幹線)
78本/日(上越新幹線)
(臨時列車除く)
駅数 23(東北新幹線)
12(上越新幹線)
※一部重複あり

800

九州新幹線

営業区間 博多~鹿児島中央
開業年月 2003年3月(新八代~鹿児島中央)
2011年3月(博多~新八代)
営業キロ数 288.9 km
営業最高速度 260 km/h
最短所要時間 1時間17分
列車本数 125本/日 (臨時列車除く)
※山陽・九州直通列車含む
駅数 11

700T

台湾高速鉄路

営業区間 台北~左営
開業年月 2007年1月(板橋~左営)
2007年3月(台北~板橋)
営業キロ数 345 km
営業最高速度 300 km/h
最短所要時間 1時間36分
列車本数 196本/日
(最大、臨時列車除く)
駅数 8

E7/W7

北陸新幹線

営業区間 東京〜金沢
開業年月 1982年6月 大宮~高崎
1985年3月 上野~大宮
1991年6月 東京~上野
1997年10月 高崎~長野
2015年3月 長野~金沢
営業キロ数 450.5 km
営業最高速度 260km/h
最短所要時間 2時間28分
列車本数 118本/日(つるぎを含む、臨時列車除く)
駅数 18
※一部重複あり