IHRAの組織と活動

アドバイザリーボード

 IHRAの活動を円滑に推進するため、理事会の諮問に答え意見を述べ、またIHRAの活動に助言を行う機関として、2つの委員会(アドバイザリーボード)を設置します。各アドバイザリーボードには、Crash Avoidanceの原則に基づく高速鉄道の既存の事業者の他、高速鉄道建設計画のある国等の有識者が委員として参加します。

 各アドバイザリーボードは、高速鉄道計画のある国に対する国際的な協力や、Crash Avoidanceの原則に基づく高速鉄道システムの全般的な理解の促進に寄与します。また独立した立場から、IHRAに対し戦略的及び技術的なアドバイスを提供します。

上席顧問委員会メンバー(敬称略)平成29年11月時点

  • サイド・ハミド・アルバ
    前マレーシア陸上公共交通委員会(SPAD)
    議長

    1970年治安判事裁判所判事。1972年ブミプトラ銀行法務部長、ロンドン支店長、取締役を経て、最高経営責任者を歴任。1984年UNIMO(統一マレー国民組織)最高評価会員。1990年連邦下院議員初当選後、首相府大臣、国防大臣、外務大臣、内務大臣を歴任。

  • デービッド・ハウエル
    元イギリス運輸大臣

    1959年英国財務省入省。1966〜1997年英国上院議員(保守党)。雇用担当次官、北アイルランド省担当大臣等を経て、エネルギー大臣(1979〜1981年)、運輸大臣(1981〜1983年)。2000年英国エネルギー経済研究所所長、2010〜2012年外務省担当大臣。

  • アンドリュー・ロブ
    前オーストラリア貿易投資大臣

    90年代初頭から政界で活躍。2013年にはオーストラリア貿易投資大臣に任命され、日本、中国、韓国とのFTA交渉やTPP、シンガポールとの包括的戦略パートナーシップの交渉を担当した。現在は農業科学と経済学(首席)の学位を生かし、オーストラリアや太平洋諸国の企業に対して、貿易や投資に関する戦略的なアドバイスを行なっている。

  • トム・シーファー
    元駐日アメリカ大使

    1972年〜1978年テキサス州議会下院議員(民主党)。1979年弁護士登録し、石油・天然ガス関連企業の企業弁護士として従事。1989年より、テキサスレンジャーズ球団社長、マネジメント会社設立等を経て、2001年駐オーストラリア大使、2005年駐日本大使を歴任。

  • N.K.シン
    インド財務省財政責任
    予算管理委員会議長

    インド上院議員(2008年〜)。元キャリア官僚。インドの歳入歳出次官、計画委員会メンバー、首相秘書等を歴任。インド政界に幅広い人脈を持つ。通信と電力複数のタスクフォースを指揮し、経済改革戦略に従事。

  • 冨田哲郎
    東日本旅客鉄道株式会社
    代表取締役社長

    1974年国鉄入社。1987年国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉃道株式会社に入社。その後、取締役・総合企画本部経営管理部長、常務・総合企画部本部副本部長、副社長・事業創造本部長、副社長・総合企画本部長を経て、2012年より代表取締役社長に就任。

  • 葛西敬之
    東海旅客鉄道株式会社
    代表取締役名誉会長

    1963年国鉄入社。1987年国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道株式会社に入社。
    代表取締役副社長等を経て、1995年代表取締役社長、2004年代表取締役会長に就任。
    2014年より代表取締役名誉会長。

  • 真鍋精志
    西日本旅客鉄道株式会社
    取締役会長

    1976年国鉄入社、1987年国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道株式会社に入社。その後、財務部長、取締役兼常務執行役員総合企画本部長、代表取締役副社長等を経て、2012年代表取締役社長に就任。2016年より取締役会長。

  • 石原進
    九州旅客鉄道株式会社
    相談役

    1969年国鉄入社。1987年国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道株式会社に入社。取締役総務部長、常務取締役鉄道事業本部副本部長兼営業本部長、専務取締役総合企画本部長等を経て、2002年代表取締役社長、2009年代表取締役会長に就任。2012年取締役会長、2014年6月より相談役。

  • 江耀宗
    台湾高速鉄路有限公司
    董事長

    中鋼碳素、中国鋼鉄、高雄捷運、中華航空の董事長を歴任した後、2016年10月に台湾高速鉄路有限公司の董事長に就任。行政院公共工程委員会副委員長、捷運工程局(DORTS)次長のほか、複数の技術学会の会長も務めた。

ページトップへ

上席顧問委員会オブザーバー(敬称略)平成29年11月時点

  • チュア・チョン・ヘン
    シンガポール陸上交通庁
    副長官

    MRTCにて車両技術者としてシンガポール大量輸送システムの初期準備、設計などに従事し、NELプロジェクトの電気機械システムのシニアプロジェクトマネージャー、CCLのプロジェクトディレクター等を歴任。2012年、インフラ開発担当副長官に就任。

  • モハド・アズハルディン・マット・サー
    マレーシア陸上公共交通委員会(SPAD)
    CEO

    英ケント大学で経済学と法学を学び、その後マイクロソフトやシェル等の国際企業で様々なポジションを歴任。改革やプログラムマネジメント、戦略立案、最善策の導入等で多くの経験を持つ。首相府の業績管理・実施局において大KL・都市圏公共鉄道のディレクターを経てSPADに参画。

ページトップへ

技術検討委員会メンバー(敬称略)平成29年11月時点

  • ナコーン・チャンタソーン
    タイ国立科学技術開発庁
    顧問

    38年間にわたってタイ国鉄に従事した経験を有する。タイ国鉄において、機関車部門、人材開発部門、政策企画部門等にて経験を積んだ後、2006年より副総裁を務め、特別プロジェクト、建築技術、電化システムのマネジメントを所管した。タイ国鉄を退職した後、2010年の9月よりタイ科学技術庁の顧問に就任し、タイ鉄道技術開発機関のプロジェクトを担当している。

  • アンソン・ジャック
    バーミンガム大学(イギリス)
    教授

    1979年より鉄道業界に入り、英国国鉄、ネットワークレール等で、運行管理、貨物、戦略や欧州担当に従事した。2004年から2015年まで英国鉄道安全基準委員会に在席し、基準局長、政策・調査・リスク局長、営業戦略担当執行役員、副最高経営責任者を歴任した。世界銀行の従事職歴も持ち、欧州インフラ管理者(EIM)の設立委員でもある。2015年より現職。

  • ラリー・ケルターボーン
    LDKアドバイザリー社(カナダ)
    社長

    国際鉄道業界において、40年以上の経験を持つ。1982年に鉄道専門のコンサルティング会社LDKエンジニアリングを設立。
    2007年よりインターフリート社(北米)社長、2013年よりインターフリート社上席顧問を歴任。2015年より現職に就任。

  • アルネンドラ・クマール
    元インド鉄道省
    次官

    インド鉄道省の次官として、インド鉄道全体の中長期戦略の設計、執行を担い、インド高速鉄道の基本計画策定や外国企業による100%出資の導入、貨物専用鉄道の開発、駅の近代化など、数々の重要施策を推進した。現在はニューデリーに拠点をおくJBMグループの鉄道部門を率いている。

  • ケビン・テイラー
    元オーストラリア鉄道産業
    安全基準委員会 CEO

    1972年から2007年オーストラリア海軍に従事。元指揮官。2008年からRISSB(Rail Industry Safety and Standards Board)CEO。
    オーストラリア及びニュージーランドの鉄道事業の安全性や鉄道標準の発展に従事。

  • 西山隆雄
    東日本旅客鉄道株式会社
    常務取締役

    1981年国鉄入社。1987年国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道株式会社に入社。高崎支社運輸部長、鉄道事業本部営業部次長、同事業本部お客さまサービス部長、ニューヨーク事務所長、総合企画本部国際業務部長等を経て、2014年6月より常務取締役(国際担当)、2017年6月より常務取締役 国際事業本部副本部長に就任。

  • 宮澤勝己
    東海旅客鉄道株式会社
    代表取締役副社長

    1977年国鉄入社。1987年国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道株式会社に入社。総合企画本部経営管理部長、広報部長、総合企画本部長等を経て、2016年より代表取締役副社長に就任。

  • 松岡俊宏
    西日本旅客鉄道株式会社
    常務執行役員

    1985年国鉄入社。1987年国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道株式会社に入社。その後、鉄道本部車両部長、執行役員米子支社長を経て、2017年より常務執行役員鉄道本部副本部長、鉄道本部新幹線統括部長に就任。

  • 小林宰
    九州旅客鉄道株式会社
    取締役

    1985年国鉄入社。1987年国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道株式会社に入社。鉄道事業本部運行管理部長、鉄道事業本部新幹線部長、鉄道事業本部サービス部長兼運輸部長を経て、2014年6月取締役に就任。

  • 鄭光遠
    台湾高速鉄路有限公司
    CEO

    航空業界、海運業界において、営業、国際関係、経営企画などのキャリアと、長い役員歴を持つ。1998年~2000年までは台湾高鉄にて経営企画・運営部門の部長も務めている。立栄航空の社長及び会長、長英航空の社長、副会長及び会長を経て、2014年3月より台湾高鉄CEO。

ページトップへ

技術検討委員会オブザーバー(敬称略)平成29年11月時点

  • モハマッド・ヌル・カマル
    マレーシア高速鉄道公社
    CEO

    アクセンチュア、ATカーニー、CNAフィナンシャル・コーポレーションで勤務した後、交通省、高等教育省、DRBハイコムでキャリアを積んだ。公認金融コンサルタント、公認生命保険士、ライフマネジメント研究所研究員であり、マレーシアマラ工科大学にて非常教授及び諮問委員会メンバーを務めている。

  • ラマ・ベンクタ
    シンガポール高速鉄道公社
    総裁

    民間企業で基礎工事の経験を積み、陸上交通庁に入庁。財務管理のディレクター、鉄道グループのプロジェクトディレクター等を歴任し、数々のMRTプロジェクトを監督してきた。現在はシンガポール高速鉄道公社の総裁として、KL-シンガポール高速鉄道プロジェクトの計画・設計・建設・テスト等における両国連携部分全てのシンガポール側の責任者を務めている。